それでいいのだ

年末には帰省したご近所の方がユキの訃報を知りわざわざお悔みにきてくださった。家族の知らないところでいろんな方に可愛がってもらっていたことを改めて知る形となった。通勤途中の人がユキに職場の悩みを語るのが聞こえてきたこともあった。隻眼の犬に励まされ癒されていたのだろうか。いつまでもペットロスを引きずっていてはいけないとわかってはいても、時折大きな哀しみの塊のようなものに押しつぶされそうな感覚に陥る。スーパーでまり先生に会った。雪が降ったら降ったで思い出し季節が巡る度に悲しいと話したら、そうやって思い出してあげたらユキちゃんは幸せよ。それでいいのよ。と言っていただき胸が熱くなった。手作りの防寒ベスト。素早く装着できるよう工夫を凝らしたが、服がキライでほとんど着てもらえなかった。