障がいのある娘と過ごす夏

コロナの感染拡大により施設との行き来ができなくなった。入所者が楽しみにしていたお盆の帰宅も叶わなくなった。お正月には「県外から帰省する親族がいる家庭については帰宅不可」だった。おうちに帰りたい、お母さんに会いたいという思いをいつまで我慢させればいいのだろう。徹底的に外部との接触を避けることに重きを置くなら遮断することが最適解となるのだろうが、長い目で見た場合それは果たして正しいのかは疑問である。感染を抑止するため、ではどういった措置が望ましいかの明確な答えは出せないであろう。ウチの長女に関してはワクチン接種で帰省したまま逆に施設に戻れないでいる。生活に支援や介助を要するため家族の負担は小さくない。どこへも連れて行ってやれないのでせめて食事は好きなものを作って食べさせてやろうと思う。ピーマンの肉詰めは少し焼き過ぎたね。