出てきた古い物シリーズ。私の母子手帳に続きまして、昭和41年、母が運転免許を取得した際の自動車学校の領収証です。当時の貨幣価値からして結構高額だったと思われます。その頃は女性が運転免許を持っていること自体が珍しく、オートマ車など無い時代ですから技術を習得するには苦労したようでした。教習所からの帰り道八幡様の石段に腰かけて、なんで私は出来ないんだろうと泣いたと聞きました。昔の教習所の先生は厳しいと言うよりもこわかったと私自身の体験から思うのです。あの人はなんであんなにエラそうにしていたのだろうと思い出すことがあります。