てんかん署名にご協力を

てんかんに関する署名活動に参加するようになって30年以上、今では私のライフワークになりつつあります。長女が生後7ヶ月で乳児重症ミオクロニーてんかんを発症して以降の40年は、本人はもちろんのこと私達家族の人生に多大な影響を及ぼしました。てんかんという病気について何からお話すればよいのか随分と迷いましたが、1997年に起きたアニメ ポケットモンスターの放送時に起きた事象を例に挙げると、記憶にある方がおられるかもしれません。放送中の激しい光点滅により発作を起こしたり気分が悪くなった視聴者が続出し全国で700人以上が救急搬送されたというものでポケモンショックと呼ばれます。以降TV業界では映像表現を自主規制する取り組みがなされ、報道やバラエティ番組でも光点滅による注意喚起がなされるようになりました。長女の場合、光や模様(縦縞や幾何学模様)、気分の高揚、発熱等のストレスが発作の誘因になり幼少期は2年ほどテレビを排除する生活を送ったこともあります。しかし、投薬治療により成長と共にこれらの症状は落ち着いております。正しい診断がなされ適切な治療を行うことで発作をコントロールすることが可能です。ひとりでも多くの方にてんかんを正しく知っていただきたいと願い、今年も署名にご協力をお願いする次第です。署名用紙は恵美須町住谷釣具店にございます。また、連絡をいただけば用紙をお持ちいたします。どうぞよろしくお願いします。