朝霧湖畔の相撲土俵

朝霧湖は野村ダム湖の別名。

晴れた日の朝は霧が出ることから朝霧湖の愛称で親しまれる。

堰堤に沿って突き当りまで行くと藤棚があり、その奥まった場所に相撲の土俵がある。流石乙亥相撲の町だけあって天井の高い立派な土俵である。かつては取組みが行われ随分と賑わいをみせたのではないかと思われる。ダムの脇にあるサブゲート?から放流調整がなされているのかゴーッという水音が聞こえ、ひんやりした空気が漂う。2年前の西日本豪雨では大きな土砂崩れが発生し、以来5月の鯉のぼりの掛け渡しもクリスマスのイルミネーションも見ることが出来なくなっている。名物だったカモの姿も見えなくなってしまった。それでも少しづつ復興の兆しが見えてきたところにこのコロナ禍である。来年、盛大に朝霧湖マラソンが開催されるよう強く願うものである。