岩松川のしらうお

しらうおを調理する時は、

自分がとても惨いことをしているような気分になる。

とりわけしらうおを鍋に入れる瞬間は

こんないたいけなお魚を鍋で煮るなんて

と思ってしまう。

我が家にとってこの冬最初で最後のしらうお。

いつも有難い有難いと言っては

美味しそうに食べていた亡父を思い出す。