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撞木とは

撞木(しゅもく)とは、お寺の鐘を突くT字型の棒を表すそうです。釣り針で言うと、軸の根本部分がT字型で糸が抜けにくくなっており、主に大型の青物やタイ針等に撞木型のものがあります。ここからは余談ですが、先日観た忠臣蔵に纏わる映画に、大石内蔵助が京都撞木町の遊郭に足繁く通うシーンがありました。敵を欺くために(ばかりではなかったかも)遊興し策略を練った大石にあやかり「撞木町での密謀は成就する」といわれるようになったそうです。言葉の意味を調べていくと、思わぬ歴史や文化につながって面白いですね。