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タコ掛け

半世紀も前、漁具製作・販売を生業としていた当店ですが、

このタコ掛けは祖父と父が作ったものです。

元々、道具が市販されていなかった時代は、釣りをする人はみな各々が仕掛けを工夫し独自の道具を作っていました。

竹を割って削り両掛けの針を孔に通し、裏側には重しとなる鉛を流し込んで固定するのです。

一連の工程作業を飽かずながめたものでした。

そして本日、現存する最後の一個を完売しました。

嬉しい中にも寂しいような思いでいます。